唐院

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唐院

こちらは重要文化財 唐院(とういん)です。
唐院は、三井寺の開祖・智証大師円珍(ちしょうだいしえんちん)の御廟(ごびょう)を中心とする総称です。
唐院という名称は、智証大師円珍が唐の国から持ち帰った経典や法具類を納めるために建立されたことに由来します。
三井流伝法潅頂(みいりゅうでんぽうかんじょう)の道場として重要かつ神聖な場所です。
唐院の中心建築である大師堂は、屋根が宝形造(ほうぎょうづくり)、檜皮葺(ひわだぶき)の簡素なお堂です。
内部には秘仏である国宝の智証大師坐像が2躰、そして重要文化財の黄不動尊立像が安置されています。
潅頂堂(かんじょうどう)は、慶長年間に大師堂の拝殿として建立されました。入母屋造(いりもやづくり)、檜皮葺(ひわだぶき)で、正面中央に軒唐破風(のきからはふ)を設ける上品で軽快な住宅風建築です。
潅頂堂の南には、寛文(かんぶん)6年(西暦1666年)に建立された長日護摩堂(ちょうにちごまどう)が建ちます。
唐院では、毎年10月29日の智証大師のご命日に、大師の遺徳を偲んで法会が営まれます。
法会では、大師堂に安置される秘仏・智証大師坐像が開扉され、大師のお姿を拝することができます。
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詳細

  • 指定区分:重要文化財
  • 時代:桃山時代
  • 場所:大津市園城寺町246
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