このサイトについて

■事業の目的

大津市の中心エリアは、琵琶湖と比良比叡山系に連なる長等山の緑豊かな自然景観を背景に東海道五十三次の宿場町、大津港を擁する港町、三井寺（園城寺）の門前町、そして大津城の城下町といった複数の性格を併せ持った歴史的風土を形成し、豊かな文化的遺産を有する全国でも稀な「まち」として独特の歴史を刻んできました。

ことに全国でも有数の国宝・重要文化財を有する三井寺（園城寺）の伽藍が広がる長等山一帯は、古都保存法による「大津市歴史的風土保存区域」の中でも特に枢要な地区として2006年に「園城寺歴史的風土特別保存地区」に指定させています。

また、本エリアは、京都市に隣接すること・大津の玄関口として歴史的にも豊かな生活文化が育まれ、先人によって培われてきた大津絵などの伝統文化や伝統産業も継承され、近代化遺産で知られる琵琶湖疏水の起点として得意な位置を占めています。

本事業では、豊かな自然と固有の歴史・伝統を育んできた大津市が有する歴史的文化遺産を斬新なアプローチで「楽しみ、考え、行動する」ことにより歴史的風土及び風致の創造的保存と活用を計り、この地域が培ってきた歴史文化に対する感心を喚起し、文化遺産と地域住民との結びつきを強める活動を展開することにより、地域住民が誇りを持って暮らせるまちづくりの実現に資することを目指しています。

■本サイトのサイト開発の背景と目的

地域の文化遺産を活かして、地域活性化を行う大津市中心部の文化遺産活用活性化事業において、Web上での大津市中心の文化遺産・イベント情報の発信、及びSNSと連動したコンテンツを展開し、簡単に大津市中心部の文化遺産情報などにアクセスし、情報を発信できるサイト・ツールの開発を目指しています。